友人が経営するビンテージレコード店のビジュアルと、特にこだわりの名刺デザインを担当しました。この仕事を通じて、改めて彼のレコードへの情熱、そしてその店が持つ「深さ」に気づかされました。

肘下に隠された謎と情熱

彼の店は、単なる中古レコード店ではありません。友人との飲み会の場でさえ、彼の「肘の下」には常にレコードが隠されています。まるで身体の一部であるかのように。

その肘下にあるレコードが、私たちの賑やかな飲み代の優に10倍以上の価値を持つ代物だったりするのが、また彼の店の「謎」であり、魅力でもあります。これは、彼が取り扱う品々が、いかに希少で深い物語を背負っているかを示しています。

彼はただレコードを売っているのではなく、その「価値」「物語」を丁寧に扱っているのです。

手作業の型抜き名刺に込めた「唯一無二」のこだわり

今回デザインを担当した名刺には、彼の店が持つその「深さ」「こだわり」を象徴する仕掛けを施しました。

この「手作業」こそが、彼の店の精神です。大量生産や効率を求めず、一枚一枚のレコードに、そして一枚一枚の名刺に、人の手による時間と手間をかける。その積み重ねが、他にはない「深い」価値を生み出しています。

クラシック音楽愛好家へ

彼の店は、特にクラシック音楽のレコードに強いこだわりを持っています。

そのレコードの価値は、知識がない私たちには計り知れませんが、店主の肘下にレコードがあるのを見るたび、私たちは「ああ、これは本物だ」と感じます。

クラシック音楽に興味がある方、あるいは単なるレコードではなく、「深い物語と価値」を持つ品に出会いたい方は、ぜひ一度、この謎多き店を訪ねてみてください。手作業で仕上げられた名刺のように、丁寧な仕事が施された一枚を見つけられるはずです。