WordPressで権限の設定が必要な理由TOP3


1. サイトの安全性維持
ユーザーが必要な機能のみアクセスできるよう権限を制限することで、思いがけずうっかりと重要な設定を変更してしまったり、無用なトラブルに見舞われるリスクを軽減することができます。権限を制限することによってWebサイトのセキュリティを強化し、安全性を高めることができます。
2. ユーザーを効率的に管理
WordPressのユーザー権限設定は、Webサイトの管理を効率的かつ安全に行うためのとても重要な機能です。ユーザーごとに適切な権限を設定することで、各窓口の業務に必要な機能を提供し、予期せぬ操作を防ぐことができます。
例えば「編集者」は、Webサイト内全ての投稿を管理・公開できるグループです。事前に投稿担当者向けに「編集者」権限を持つアカウントを作成すれば、所属するユーザーは他のユーザーが作成した投稿を含め、全ての投稿をWordPress内で編集や校正、公開することができるため便利です。記事の投稿を外部の運営会社に委託する場合は、必要な機能だけ共有できるので予期せぬ操作を防ぐことができます。
3. 不具合発生を防ぐ
「管理者」は、そのサイト全てを制御できるグループです。管理者に所属するユーザーは、ページの増削、プラグインの更新、インストールやユーザーの追加など、サイトの設定を変更できます。Webサイト立ち上げる際、制作側は様々なノウハウを組み合わせながら制作を進めていきます。そのがめ管理者権限を沢山のユーザーに与えてしまうと必然的にトラブルが起きやすくなります。制作側は不必要な権限は与えないようにします。サイトの所有権の問題だけではなく、運営上重要なファイルでエラーが発生してしまうと、Webサイトが部分的に機能しなくなることもあります。
サイトが正しく表示されなくなり復旧までお客様からのアクセスができない状態に陥るとせっかくのビジネスチャンスを逃すことになることから、やはり適切な権限設定が重要です。
制作側が作業できる箇所を限定することでサイト内でプラグインの不具合発生を防ぐことができます。
まとめ
WordPressでは、サイトの「管理者」「編集者」「投稿者」「寄稿者」など異なる役割が設定できます。異なる権限からサイトの特定の部分へのアクセスを制限することで、必要のないトラブルを避けることができます。誤って表示されなくなったWebサイトを復旧させる時間のロスも防ぐことができますのでユーザー権限の設定は、ウェブサイトの運用において非常に重要です。