紫陽花の色と土のロマンス?!デザインにおける「色の力」を部長が語る!

皆さん、こんにちは!Notch Designのお喋り部長、のっちぃです!
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梅雨の季節、雨の日が続くとちょっと気分もどんよりしがちですよね?でも、そんな雨の中で、鮮やかに咲き誇る花があります!そう、紫陽花(アジサイ)です!

紫陽花って、本当に不思議な花ですよね。土の酸性度によって花の色が変わるなんて、まるで土と秘密の恋をしてるみたいじゃないですか?!酸性なら青っぽく、アルカリ性なら赤っぽく、中性だと紫や白に。そんな変幻自在な姿を見るたびに、部長は「色って、本当に奥が深いなぁ…」と感動しちゃいます。

日本語では、紫陽花の「あじ」は「集まる」、「さい」は「真藍(さあい)」つまり青い花が集まっている様子を表す、なんて言われたりもします。また、古くから「水が集まる場所」という意味合いも持っていたりして、雨の季節に咲く紫陽花にぴったりの、なんともロマンチックな名前だと思いませんか?

デザインにおける「色のコンセプト」:なぜこの色なのか、部長が紐解く!

さて、この紫陽花の色のお話から、今日はデザインにおける「色の力」について熱く語りたいと思います!皆さん、普段何気なく目にしている商品のパッケージや企業のロゴ、ウェブサイトの色使いって、実はとんでもなく深い意味が込められているんですよ。

「なんとなくこの色が好きだから」「なんとなく明るい色がいいかな」…なんて、もしあなたの会社でそんな決め方をしているなら、それは大間違いです!色は、デザインのコンセプトを伝える上で、まさに「命」と言っても過言ではありません。

例えば、ある商品をデザインする時、「なぜこの色を使うのか」を徹底的に考えます。競合商品が棚に並んだ時、あなたの商品はどう見せたいですか?

  • 競合がみんな青を使っているなら、あえて赤を使うことで目立たせる?
  • 逆に、青の競合が多い中で、もっと深い青を使って「本物感」を出す?
  • ターゲット層が20代女性なら、トレンドのくすみカラーを取り入れる?

このように、色の選定には、単なる美的感覚だけでなく、徹底的な市場調査やターゲット層の心理分析が不可欠なんです。部長たちNotch Designは、まさにこの「色のコンセプト」を導き出し、お客様のブランドを最適に表現するお手伝いをしています。

思い込みの色選びはNG!

ところで、デザインの話になると、根拠のない誤解や思い込みが邪魔をすることがありますよね?特に「色」を選ぶ際、凝り固まった先入観が非常に厄介な存在になるんです。

過去に、部長がいくつかの案件で経験した「ちょっと勘違いな色選び」の話をしましょう。 ある時、男性社員がメインの会社さんと、赤ちゃん向け商品の開発を進めていました。すると、「赤ちゃん用品だから、全面ピンクで可愛くしてほしい!」というご要望が。

また別の時は、女性向け製品の開発で、「女性用製品だから、やっぱりピンク一択でしょう!」という強い意見が。男性向け製品の開発で、「男性用品だから、どうせでしょ!」という、まるで思考停止のような意見が。

「思い込み」で色は決められない! ちゃんと「聞く」ことが大切!

待ってください!部長は思わずツッコミたくなりましたよ!「赤ちゃん用品=ピンク」「女性向け=ピンク」という「思い込み」だけで色を決めてしまっていませんか?時代は常に動いていますし、消費者の好みも多様化しています。

例えば、今の赤ちゃん用品は、ジェンダーニュートラルな観点から、優しいアースカラーや、スカイブルー、グリーンなど、様々な色が使われています。また、女性向け製品だって、カッコいい黒や、洗練された白、落ち着いたベージュなど、ターゲットのライフスタイルやブランドイメージに合わせて多岐にわたります。

大切なのは、開発側の「固定観念」で色を決めてしまわないこと。本当にその色が消費者の心に響くのか?ターゲットとなるお母さんたちは、本当にピンクを求めているのか?クールな女性たちは、本当にピンクにしか魅力を感じないのか?

だからこそ、私たちは「ちゃんとしたマーケティング調査」を行います。対象となる消費者、つまりあなたの「ミューズ」に直接話を聞くんです。彼らが何を求めているのか、どんな色に心を惹かれるのか。その「生の声」こそが、本当に売れる色、本当に響くデザインを生み出す鍵になります。

まとめ:色は「共感」を生むツール!

紫陽花が土の色素と反応して色を変えるように、デザインの色も、ターゲットの感情や市場の状況と深く結びついています。単なる「好み」や「思い込み」で色を決めるのではなく、徹底的に顧客を理解し、その心に響く色を選ぶこと。これこそが、デザインにおける「色の力」を最大限に引き出す秘訣なんです。

あなたのブランドも、顧客の心に「この色だ!」と深く刻み込まれるような、そんな特別な色を見つけませんか?もし「うちの色、これで本当に大丈夫かな?」と悩んでいるなら、いつでもNotch Designにご相談ください!部長のっちぃとチーム一同、あなたのブランドにとっての「ベストカラー」を一緒に見つけ出し、ビジネスを成功の色に染め上げます!