橫濵中華街「横浜開港祭」vs「端午節」2025


旧暦5月5日は「端午節(端午の節句)」!2025年は新暦5月31日の土曜日になります。
端午節は「屈原」を供養する日です。屈原は戦国時代楚国の詩人であり、国を愛し忠信を誓っていた政治家でした。楚の王に進言しても、王は君を裏切る邪悪な家臣の言うことの方を信じた結果、楚の王は秦国に抑留され客死。その後、楚の国は秦国に攻め込まれ都を占領されてしまいました。それを知った屈原は失望し、汩羅江に身を投げて自害。その日が旧暦5月5日だったのです。
屈原の死を知った国民たちは嘆き悲しみ、船を漕いで遺体を見つけに出たといいます。その際、チマキを川へまき、太鼓をたたいたりして彼の遺体に魚などが近づき食べられないようにしたのだといいます。このことから、端午節になるとちまきを食べ、ドラゴンボートを漕ぐようになったといわれています。
台湾では「端午節まで冬物衣類はしまってはいけない」という生活の知恵が広く知られていますので蒸し暑くなってきても衣替えは端午節を過ぎると我慢と言われています。中華圏にとっては、三大節句に数えられる端午節は日本人が思う以上に大事にされている日なので横浜中華街ではちまきフェアを開催しています。
横浜中華街オフィシャルサイトからちまきの紹介が出てますのでぜひ食べ比べてください。

海上でドラゴンボートレース?

ドラゴンボートレースは台湾の各都市で開催され、学生やO.B、社会人も参加できます。日本のお祭りのような雰囲気で会場には屋台がたくさん出ていて、最終決勝戦が夜に開催されることが多いです。
横浜では1994 年、第13 回横浜どんたく開港祭 (現在の横浜開港祭)のマリンイベントとして香港よりドラゴンボート6艇を横浜に移送し、第1回横浜ドラゴンボートレースが山下公園で開催されてました。1チームは太鼓と舵取りの人を入れて15~20人構成で山下公園海上にて、大さん橋側より氷川丸側へ競ます。見るだけでも楽しめますが見るだけじゃ物足りない方はぜひ参加してみてください。舵講習会と練習を終え海でドラゴンボートレースにデビューしてみませんか?


横濱ドラゴンボートレース2025 日程
2025.05.31(土) 「横浜市長杯」
- part-1予選9:30〜 決勝戦13:10〜
- part-2予選10:40〜決勝戦16:50〜
2025.06.1(日) 1.「コカ・コーラ ボトラーズジャパンカップ」2.「香港カップ」
- 1 予選9:00〜 決勝戦13:30〜
- 2.予選10:40〜香決勝戦16:30〜
