横浜関帝廟 イベント:2025年7月18日「關帝誕」

横浜関帝廟
皆さん、こんにちは!部長のっちぃです。
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今日も蒸し暑いですね〜。こんな日は、エキゾチックな気分になれる場所へお出かけしたくなりませんか?というわけで、本日は横浜が誇る国際色豊かなあの場所、横浜中華街からお届けします!

中華街といえば、美味しい中華料理はもちろんですが、ひときわ目を引く豪華絢爛な建物がありますよね。そう、赤い柱と金色の装飾が輝く「関帝廟(かんていびょう)」です!

「お寺と神社はよく行くけど、関帝廟って何?」「なんか派手で入りにくい…」なんて思っている方もいるかもしれませんが、いやいや、もったいない!関帝廟の魅力と歴史を語っちゃいます。

ソース:https://yokohama-kanteibyo.com/

関帝廟って、一体どんな神様が祀られているの?

関帝廟に祀られているのは、中国の三国志に出てくる、あの有名な関羽(かんう)様なんです!

「え、関羽って武将でしょ?なんでお廟に?」と思ったあなた、正解!でも、それだけじゃないんですよ。関羽様は、生前の義に厚い人柄や商才が評価され、後世では「商売繁盛」「金運上昇」「学業成就」「厄除け」「交通安全」などなど、もう欲張りすぎじゃないかってくらい、めちゃくちゃたくさんのご利益がある「財神様(ざいしんさま)」として、広く信仰されているんです。

特に、商売をやっている人にとっては、関羽様はまさにビジネスの神様!中華街にたくさんの飲食店やお店があるのも納得ですよね。部長のっちぃも、このブログのアクセス数が爆上げするように、こっそりお願いしています(笑)。

三国志は、日本で言うと何の時代?

日本の時代区分で言うと、三国志の時代は古墳時代から飛鳥時代にかけての時期に相当します。具体的には、3世紀後半から4世紀にかけての中国の三国時代(魏・蜀・呉)の出来事を描いた歴史書ですね。日本では、あの有名な卑弥呼が女王として国を治めていた時代に当たるんですよ。いやはや、随分昔の話ですね!

ちなみに、三国志は日本で、漫画、ゲーム、小説、演劇など、様々な分野で広く親しまれ、多大な影響を与えています。特に、武将たちの名前や生き様、戦略、人間関係などが、日本人の価値観や文化に影響を与え、現代でも多くの人々に愛されてるんですよ。中華圏だけでなく、なんと歌舞伎の演目「新・三国志」は、市川猿之助(現・猿翁)が創出したスーパー歌舞伎の一つですよ。

*スーパー歌舞伎とは、古典歌舞伎の様式や手法を取り入れつつ、現代的なテーマや演出を盛り込んだ、歌舞伎を超えたエンターテイメント性の高い舞台です。これぞ伝統と革新の融合ですね!

横浜中華街「関帝廟」の歴史: 商売繁盛の守護神、その成長の軌跡!

横浜の開港は、時代が大きく動いた幕末期、ペリー提督が東京湾に来航し、徳川時代が幕を閉じた頃です。1859年に横浜が開港されると、多くの中国人が商人や職人として横浜に移住し、現在、山下町として知られる地区で暮らし始めました。

そして、彼らの心の拠り所となったのが、関羽様です。1862年には、関聖帝君の木像を祀る小さな祠(神を祭っておく建物)が中華街の裏通りに建立されました。その後、関東地方の華僑たちの熱心な寄付により、1971年から本格的な中国様式の関帝廟が建設されることになります。1886年に初代の関帝廟が拡張され、1891年にはさらに改築が行われました。

さすが商売の繁栄と安泰を象徴する守護神!今では遠くからでも一目でわかるような、立派な祀りになりましたね。これぞ、人々の信仰と、商売繁盛のエネルギーがカタチになった証拠ですよ!

ソース:公式サイト https://yokohama-kanteibyo.com/

豪華絢爛!だけどちゃんと理由があるんです

関帝廟の建物って、本当に派手ですよね。でも、そこにはちゃんとした理由があるんです。

まず、目に入るのは鮮やかな。赤は「魔除け」や「幸福」、金は「富」や「繁栄」を意味します。つまり、「悪いものを追い払い、たくさんの幸せと豊かさを招き入れるぞ!」という、ポジティブなメッセージが込められているわけです。

そして、屋根の上や柱に施された、龍や鳳凰、獅子などの彫刻。これらは「縁起の良い聖獣」とされ、邪気を払い、良い気を呼び込むと言われています。一つ一つが職人さんの手作業で作られていて、その精巧さには思わずため息が出ますよ。まさに美術品の宝庫

初めて訪れる方は、その豪華さに圧倒されるかもしれませんが、これらは全て、訪れる人々に「幸運が訪れますように」という願いが込められた、縁起の良いモチーフなんです。そう考えると、見方も変わって、もっと楽しくなりますよね!

さてこの関帝廟では!旧暦6月24日にあたる今年2025年關帝誕は 7月18日(金)ですよ。關帝誕とは、関羽様の聖誕日。

関帝廟の中は神様が集まっています?!

世界各地の関帝廟の中で、一人だけの神様がいるわけではありません。横浜山下町の関帝廟も同様に、本殿内部には玉皇上帝と主神 関聖帝君地母娘娘周蒼将軍観音菩薩福徳正神がいます。まさに集合住宅?!…じゃなくて、宮殿ですね!神様もそれぞれ役割が違うので、詳しく知りたい方は関帝廟公式サイトで確認してみてくださいね。

部長のっちぃ解釈はこちらですよ、参考までに

玉皇上帝

中国の神話では、玉皇上帝はすべての神の君主であり、天と地の統治者です。ドラゴンボールで例えるなら、全王様みたいな存在ですかね?玉皇上帝は世界の平和と、人の生活にかかわるすべてのことを守ります。人類の中で例えると、ノーベル平和賞の常連さんですね(笑)。関帝廟の天井は、玉皇上帝が住んでいると言われる天空を拝むように、天を仰ぎ見る形になっていますよ。ぜひ中に入って覗いてみてください。

主神 関聖帝君

「関聖帝君」と呼ばれる関羽様は、赤い顔で描かれるのが特徴ですね。三国志の英雄である関羽が神格化された存在です。忠義、豪勇、不動心の象徴として、商売繁盛や富の繁栄をもたらす神として広く崇拝されています。三国志を読んだことなくても、今では苦難に立ち向かう誠実さ、強さ、勇気の象徴である関羽様は、一般的に金運、受験運、そして平和の神様として崇拝されています。

地母娘娘

中国神話に登場する大地母神で、地球そのものを母として捉え、生命を育む源であるとされています。長命、多産、および地上の災害からの保護を象徴しています。横浜関帝廟では、毎年の旧暦10月18日に地母娘娘の生誕を祝います。

周蒼将軍

『三国志演義』に登場する架空の人物で、関羽の忠実な部下として知られています。黒い顔で描かれる勇猛な武将で、関帝廟の守護神である周蒼将軍は、中国の神話によれば関聖帝君愛用の青龍偃月刀(せいりゅうえんげつとう)を捧げ持って守る従者です。周蒼将軍は関聖帝君と関平将軍が処刑されたことを知って、自ら命を絶ちました。忠誠心、半端ないって!

関平将軍

関平様は関羽と同じく実在の人物ですよ。三国時代の蜀の武将である関羽の息子です。関羽様は関帝廟の守り神ですが、もう一方の守護神が関平将軍ですよ。関羽様と違って白い顔で描かれます。父君とともに武神として、その忠義と勇敢さが崇められています。特に、武勇と忠義に厚いことで知られ、商売繁盛や学業成就などのご利益があるとされています。


観音菩薩

人々に愛される仏教の菩薩は、やさしさ、慈悲、思いやりをあらわしています。観音菩薩は、観世音菩薩、または観自在菩薩とも呼ばれ、様々な姿に変身して人々を救うとされています。ドラゴンボールのウーロンみたいにへんげできるって言ったら失礼ですが、「変身」って聞くと子供達は大喜びですよねー。観音菩薩は人々の健康や多産の守り神で、救いを求める者に調和と慈愛をもたらします。

福徳正神

道教における神様で、土地や不動産を守護する神として、特に中国や台湾で広く信仰されている自然神です。別名を土地公(トチコウ)、日本の産土神(ウブスナガミ)に相当する存在です。商売繁盛や家内安全、五穀豊穣などを願う人々から親しまれています。 僕はずっと土地公(とちこう)と地蔵(おじぞう)が同じような存在だと思っていたのですが、土地公は土地の神であり、地蔵は地蔵菩薩を指すそうですよ!土地公は民間信仰、地蔵は仏教が起源、という点が大きな違いですね。なるほど、勉強になる!


横浜関帝廟は、関羽様のお誕生日を毎年、皆さんと一緒にお祝いするそうですよ。華僑社会と商売に繁栄と安泰をもたらす偉大な守護神への供物と、獅子舞や龍舞などの中国伝統芸能のパフォーマンスが奉納されます。関羽様をお乗せした神輿が横浜中華街中を練り歩き、街に人々に愛される海の女神「媽祖」(まそ) とともに中華街の店舗の招福を祈ります。横浜中華街名物の一つ、獅子舞、龍舞も加わり、華やかなパレードが行われる予定ですー。これは見逃せない!

国際的!そして、横浜関帝廟の公式サイト、写真もご紹介も素晴らしいですよ!英語バージョンまで用意しており、さすが海外に渡った関羽様ですね。超国際的!

オドロキなのは、関羽様、Instagramやってるんみたいですよ!昔の写真や今聖誕イベントの様子、しっかりPRしてます。古墳時代から飛鳥時代の伝説的人物が、今でもこんなに愛されているんですから、横浜に来る際はぜひ訪ねてみましょうね!

Notch Designがお届けする!記憶に残るパッケージデザインの力!

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