皆さん、こんにちは!Design Notchのおしゃべり部長、のっちぃです〜

台湾の夏、あまりの暑さにキッチンに立つ気力がなくなる時、皆さんの選択肢は何ですか?涼麺、潤餅、それとも一杯の黒糖かき氷で一食を済ませるのはよくあることですよね。
さて、今日は日本の夏について語りましょう。日本の夏をなめちゃいけませんよ、皆さん!気温も湿度も本当に容赦ないんですから!部長は昨日から、ついに布団をかぶって冷房をかけるという、夏ならではの最高の贅沢を満喫し始めましたよ。
そんな日本の夏の商品といえば、やっぱりスーパーの棚にずらりと並ぶ梅味のポテトチップスでしょう!毎年これを見ると、部長は各メーカーの梅ポテチを買い占めて、自宅のお菓子棚にストックしちゃうんです。

実はね、過去にカルビーさんの夏の限定シリーズ「夏ポテト 紀州の南高梅味」のパッケージデザイン制作に携わらせてもらったことがあるんですが、その時はもう、嬉しくて空を飛ぶような気持ちでしたね!(あ、鳥ですから飛べますけど)
ちなみにこの夏ポテチ、毎年のデザインが実はちょっと違うんですよ。まさか集めてる方がいるとは思いませんでしたが、ポテチ博物館で発見いたしました!例年のパッケージやいろんなポテチのパッケージが見れます!

こういう毎年会えるのを心待ちにする商品って、本当に多くの人が楽しみにしているんですよね!まるで子供たちがクリスマスを待つような、そんなワクワクした気持ちになるんです!
梅味は日本の「梅(うめー)」に重要な存在!
日本において、梅、特に梅干しは、単なる食べ物以上の重要な位置を占めています。
梅干しは、夏バテ防止に効果的だと言われています。梅にはカリウム、カルシウム、鉄など、ミネラルが豊富に含まれていて、汗で失われがちなミネラルを補うのにピッタリ!また、塩分も含まれているため、熱中症対策にも役立つんですよね。
さらに、梅(特に梅干し)は、クエン酸やリンゴ酸などの有機酸や、ベンズアルデヒドなどの成分によって殺菌作用や抗菌作用を持ち、食中毒予防にも効果的です。 これらの成分は、微生物の増殖を抑え、食中毒菌の活動を弱める働きがあるんです。昔からおにぎりやお弁当に梅干を入れるのは、クエン酸の微生物の繁殖をおさえる効果を狙ったもの。昔の知恵って素晴らしいですね!
日本の古いお弁当のイラストといえば、白いご飯の真ん中に赤い梅干し、という「日の丸弁当」ですもんね!日本国旗は「日の丸」と呼ばれ、白い布に赤い円が描かれたシンプルなデザインです。この赤い円は太陽を象徴し、白い布は清浄や平和を表しています。一方、梅は日本の伝統的な花であり、特に冬に咲くことから、忍耐や美しさの象徴とされています。国旗と梅はそれぞれ異なる意味を持ちますが、どちらも日本を象徴する存在です。
戦時中には、日の丸弁当が「興亜奉公日」の食事として推奨されたこともあり、戦時中の代表的な食べ物の一つとされていたそうですが、最近では、駅弁として特別な日の丸弁当が登場するなど、様々なバリエーションが見られます。
梅干しが夏に嬉しい効果:
疲労回復: 梅干しに含まれるクエン酸は、疲労の原因となる乳酸の分解を促し、疲労回復を助けます。
食欲増進: 梅干しの酸味は唾液や胃液の分泌を促し、食欲を刺激します。
ミネラル補給: 梅干しにはカリウム、カルシウム、鉄などのミネラルが豊富に含まれており、汗で失われたミネラルを補給できます。
熱中症対策: 梅干しに含まれる塩分は、汗で失われた塩分を補給し、熱中症対策に役立ちます。
食中毒予防: 梅干しの殺菌作用は、食中毒予防に効果があります。
部長が「梅(うめー)!」と叫んだ2大ポテチを皆で食べ比べ!


今回は、夏の暑さを吹き飛ばす最高の「梅ポテチパーティー」に向けて、3つの主要メーカーから選りすぐりの梅ポテチをご紹介しちゃいますよ!
- 部長、これなら入股(出資)したい!カルビー 夏ポテト 紀州の南高梅味
毎年この「夏ポテト」のデザインは少しずつ変わるんですが、部長も以前、パッケージの「微整形」デザインチームの一員だったんですよ!デザインコンセプトは毎年、日本の夏祭りや花火の風情を維持しています。ちょうど夏になると、ドラえもんののび太の家で蚊取り線香が焚かれていたり、風鈴が鳴っていたりするのと同じように、このポテトチップスはすでに日本の消費者の脳を完璧に征服しているんです!夏のこれらの要素が出てくると、いつでも「夏ポテト」を買う衝動に繋がる可能性がありますからね!
南高梅(なんこうばい)ってよく見る名前ですけど、本当の南高梅のこと、ご存知ですか?
デザインや広告をする際に、まず僕たちは「張本人(メインとなる素材や商品)」の「取り調べ(徹底的な調査)」から始めるんですよ!なぜなら、意義のあるデザインは真実から始まるからです! この南高梅は、和歌山県産の梅の品種で、果実が大粒で果肉が柔らかく、皮が薄くて種が小さいのが特徴です。その優れた遺伝子で知られ、日本最高級の梅の品種の一つとされています。「南高梅でなければ買わない」という人もいるほどなんです。 南高梅の起源は、明治35年頃、桑畑農家の高田貞楠(たかだ さだくす)氏が、和歌山県南部の自宅桑畑に植えた梅の苗木の中から見つけた優良品種だと言われています。長年の品種改良を経て、南部高校(なんぶこうこう)の名にちなんで「南高梅」と名付けられました。
「夏ポテト」はみずみずしい夏の国産獲れたて新じゃがいもを使用した、厚切り波なみカットのさっくり軽い食感のポテトチップスです。 『夏ポテト 紀州の南高梅味』は、和歌山県紀州産の南高梅を使用。梅の香りがふんわり広がる、爽やかな味わいが楽しめる商品です。 商品名:夏ポテト 紀州の南高梅味 内容量:61g 価格:オープン 発売日/販売エリア:2025年6月9日(月)/全国 ※実際の発売日は販売店によって多少遅れる場合がございます。 ※店舗によっては、お取扱いのない場合や、売り切れで販売終了の場合がございます。
- 湖池屋 すっぱムーチョ さっぱり梅
湖池屋のポテトチップスの歴史ってすごい! ご存知でしたか?実は、湖池屋は日本で初めてポテトチップスを量産・発売した会社なんです!1962年(昭和37年)に「コイケヤポテトチップス のり塩」を発売し、それまで馴染みのなかったポテトチップスというお菓子を日本中に広めた立役者なんですよ。まさに日本のポテトチップスのパイオニア!

そして、社名の「湖池屋」は、創業者の小池和夫氏が、故郷である長野県の諏訪湖(すわこ)に深い愛着を持っていたことに由来するんです。小池氏の「小池」と「湖」をかけ合わせて、「湖池屋」と名付けられたと言われています。地元へのリスペクトと愛情が込められた社名なんて、素敵じゃないですか? その湖池屋が作る梅味ですから、ただ美味しいだけじゃなく、日本のポテトチップスの歴史と、創業者の故郷への誇りや感謝が詰まっているわけです。パッケージの裏側にある「創業者の想い」とか、そういう部分まで想像しながら食べると、また違った味わいがあるんですよ。
カルビーとはまた違った、湖池屋らしいしっかりとした梅の風味と塩味が特徴。梅の味がガツンとくるので、梅好きにはたまらないでしょう。 部長エピソード: 「湖池屋の梅味は、本当に『梅!』って感じがするんですよね。初めて食べた時、そのストレートな梅のパンチ力に感動しました。これ一枚で、口の中が梅畑になったような気分!『湖』池屋の梅は、もう『最高(こう)』!疲れた時なんかは、この酸味が体に染み渡る気がして、元気をもらってます!」
食べ比べの後は、まさかの「梅ポテチonタコライス」で最高の締め!
さて、たくさん食べ比べた後は、ちょっとしたサプライズを用意していますよ! 部長が最近ハマっている、夏の最高の締め方をご紹介!
それは…パリパリに砕いた梅ポテチを、タコライスに「オン!」すること!
「え、タコライスにポテチ?」って思いました?トルティーヤチップスも美味しいですけど、夏なら梅味限定で試してみませんか?
暑い夏は台所仕事を減らしたいですよねー。タコライスならひき肉だけガスを使うので、レタス、トマト、アボカドやハラペーニョなどはパパッと汗を流さずに用意できます!
スパイシーなひき肉とチーズのコクがクセになるタコライスに、梅ポテチをトッピングしてザクザクの食感と酸っぱい味がたまらない! この組み合わせが、もう最高なんです!梅ポテチの酸味が、タコライスのこってり感をさっぱりさせてくれて、何杯でもいけちゃう気がします!
梅チップス食べ比べの後に、ビールと一緒に、この「梅タコライス」で最高なしめを楽しみましょう!きっと新しい味の発見がありますよ!
「うちの地域にはこんな珍しい梅ポテチがあるよ!」とか、「この梅ポテチは絶対食べてほしい!」っていうのがあったら、ぜひ教えてくださいね。